こんにちは。
突然ですが、アニメ『名探偵コナン』を観たことがありますか?
たぶんほとんどの方が「YES」と答えるでしょう。1994年から週刊少年サンデーで連載を開始して、今年で27周年、四半世紀を超えました。アナタの成長過程のどこかで一度は観たことがあるはずです。例えば10歳頃に観ていたとしたら今37歳。息の長いマンガ(アニメ)ですが、いまだファンは拡大し続けています。
「もう観るのやめちゃった」というアナタ。
それはもったいない!でも自分もそんな時期ありました。
『名探偵コナン』はどんな年齢でも広い層が楽しめるアニメです。
この前はおもしろいネタ回だったので、ちょっとご紹介します。
山菜狩りとクローバー(前編)
〈あらすじ〉
コナン達少年探偵団が、先生達と(研修の下見として)群馬県に山菜狩りに出かけます。ここでまたしても事件に遭遇するという話。いつもの展開。
そこで会うのが、群馬県警捜査一課の山村ミサオ警部。声優は古川登志夫さんです。
コナン達と連れの先生の中に若狭という女性教諭がいましたが、その声優が平野文さんでした。
この2人の名前を聞いて、ピンときた方がいたら察しがいい。
今回たまたま、このゴールデンコンビが顔を揃えることになりました!
過去2人が共演したアニメといえば、あの不朽の名作『うる星やつら』ですね。
観てましたか?どんなアニメかは割愛しますね。
で話を今回のアニメに戻すと、最初に登場するのは今度結婚する予定の男女。その女性がなぜかフィアンセに対して「ダーリン」を連発します。
キターーーー!!
これって、ラムちゃんが諸星あたるを呼ぶ時のいい方じゃん。
次に気づいたのは、山村警部と少年探偵団ががやがや言い争いをしている時のやりとりを聞いていたコナンの心の声。
「すいませんね、〇○星やつらで・・・」(〇の中になんと入るか当ててみて)
思わず噴き出してしまいました。
そして、山村警部と若狭先生がドラマの話をする際にこんなことばが。
「かみなり様殺人事件?!」「鬼嫁が旦那をビリビリッと感電死させる?!」って。
大御所のおふた方にこんなセリフのやり取りをさせるとは、ワロタwww
「うる星やつら」を知らない人はきっと聞き逃してしまいます。
声優さんで遊んでくれちゃってますよ。
いいのかなぁ~、こんなの出しちゃって~
なんか問題はない?大丈夫?
観てる方はうれしかったですけどね。
コナンはもう四半世紀も続いている超大作だから、アニオリ回(アニメオリジナル回?)にこんな遊び要素があっても、許せる話です。それにしても諸星あたるとへっぽこ警部・山村ミサオって、キャラが被る。
しかも今回は、ただのアニオリ回じゃない。原作回の一端も担っているようです。
いつも推理で事件を解決するだけの回ではなく、工藤新一を薬で子どもにかえた「黒ずくめの組織」のひとり「ラム」を探る回でもあり、その候補がこの回の登場人物の中にいました。
しばらく観てない、ご無沙汰している方は、きっと何の話かわからないでしょう。
それもそのはず。当初にくらべ登場人物がかなり増え、工藤新一自身の恋の行方も気になるけど、それにもましてサブキャラの恋愛事情がすごい。あちこちでくっついている笑
コナンの仲間?も警察だけじゃない。公安やらFBIやら出てきて、そこら辺の人間関係を整理するのも大変です。
それに女性ファン獲得を狙っているかわからないけど、イケメンが揃ってきました。
しかもコナンの他にも2人(?!)幼児化しているキャラがいて、どうやったら元の大きさに戻れるのか、はたして黒ずくめの組織を倒せるのか、等まだまだ終わりそうにありません。
幼かったアナタも今やパパやママになっていて、お子さんが当時のアナタの年齢くらいになっているかもしれません。お子さんと一緒に「名探偵コナン」にハマるのは楽しそうです。内容が複雑な部分については、アナタが少し解説してあげればより深く興味を持てますね。
今からでも遅くない。もう一度見直して損はない!、かもです。
U-NEXTなら過去の放送回が観られます。
(その他、話題の作品も観られます)
それはさておき、『名探偵コナン』は謎解き推理を楽しむだけではなく、ストーリーの進展があるからこんなにまで続くのです。当初は、殺害方法がこんなトリッキーなことありえない!と思えるものもありましたが、近年はなかなか現実的です(良い子はマネしないように)。
「いい大人がアニメなんて観て・・・」って思ってますか?
幼少期からある程度大きくなるまでアニメを観てました。いつもテレビにくぎ付だったのに、ある時から観なくなりました。なぜか・・・
仕事が忙しくなり、観る時間がなくなった。
お気に入りのアニメがなくなった。ドラマが全盛期の時もありました。
というのが理由ですが、一番の要因は、
「まだマンガなんか観てるのか?」
親に怪訝そうな顔をされ、アニメを観ることに後ろめたさを感じるようになったからです。「(頭を使わないということから)漫画は悪書」と呼ばれていた頃もありました。アニメは子どものときのもの、大人になったら卒業という固定観念に支配されてしまいました。
その後もずっと、心のどこかで観たいというひそかな願望はあったけど封印しました。
ちょうど一昨年の「鬼滅の刃」の時です。
そのころ知り合った人にひょんなことからアニメ好きがバレてしまいました。でも相手は筋金入りのアニメファンだったので、自分が余計な心配をすることなくすんなり受け入れてもらえました。
話しているうちに「おとながアニメ観たっていいよね」という結論となり、自分の中の欲望は解き放たれました。堂々の解禁です。
自分が好きで観たいと思ったら、いくつになっても観ても良いんじゃないかな。今、何世代目かの(テキトーだな)アニメブームが来ています。もう一度どっぷりハマって観るチャンスです。
それに、「アニメは世界に誇る日本の無形資産」ですよ!
少し前は、アニメ界で影の存在といわれていた声優さんですが、こんなみかたをすると二重に楽しめますね。
ということで、今週末の後編も楽しいやりとりが観られますように、楽しみにしています。
「うる星やつら」世代の方はぜひ観てみてください。
名探偵コナンの話。黒の組織はじめ、これまでのストーリーを全て把握するのは難しいですね。でも・・
「千里の道も一歩から。」
ちなみに自分は、安室さん!ではなく、赤井秀一推しです。
最後までご覧いただきありがとうございました!