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今の敬老会の実状に落胆する・・・

こんにちは。

9月20日(月)は敬老の日です。
敬老の日は、1965年に法律で定められた国民の祝日です。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされています。

それに先立って、全国の100歳以上の高齢者の人数が発表されました。9月15日までに100歳以上となる方の人数は、

8万6,510人(前年にくらべ6,060人増)

となりました。

ちなみに日本の最高齢は、福岡県福岡市東区にお住まいの田中カ子(かね)さん、118歳です。
同時にギネスで世界最高齢に認定されています。1903年〔明治36年〕1月生まれだそう。
《ライト兄弟が飛行機の有人動力飛行に世界で初めて成功した年です》

ご高齢の方には、これからも元気で長生きしていただきたいですね。

 

 

さて、敬老会の話。

最近は、ポスト内に大切な郵便物が埋もれてしまうほどにチラシや広告が増え、いろんな投函物をよく見らずにごみ箱にポイしています。多すぎて『チラシ・広告おことわり』の貼り紙しようかなと思うくらい。ポストには自分宛に届いた郵便物と市政だよりのような身近な情報紙しか投函しないでほしいです。
そんなかさばる中から、たまたま手にとった町内からの配布物、町内会だより。中に町内敬老会の案内がはいっていました。内容は、

毎年実施しております敬老会ですが、今年度は新型コロナウイルス感染予防のため、・・・(中略)・・・・・開催することができません。そこで、町内にお住まいの〔対象者〕の方全員に、こころばかりの記念品を配りたい。
つきましては、〔対象者〕を把握したいので、住所・お名前・生年月日を記入し、町内役員や○○役員に渡してください。

といったものでした。

驚いたのは、その対象者(対象年齢)というのが

『80歳以上の方』!!

ということ。

えええっ80歳!?高過ぎませんか?80歳以上にならないとお祝いしてもらえないんですかー。敬老会が高齢化しています。

幼少期の記憶で高齢者というのは、65歳辺りからだった気がします。

今の時代皆さんお元気であり、自分がもし65歳ぐらいで敬老会に招待されることがあるならば、「まだそんな年寄りじゃない!」と反発したくなります。が、80歳以上にならないと敬老扱いしてもらえないのはちょっとしんどいかな。

 

2020年の日本人の平均寿命は、

男性が81.64歳、女性87.74歳。(厚生労働省発表)

平均年齢まで生きたとすると、男性だと2回、女性なら8回くらいしか祝ってもらえないことになります。あくまで平均で個人差があるので、もっと回数が増えることもあるし、悲しいかな逆のパターンだってあります。この先もっと平均寿命がのびれば、対象者は85歳以上になるのでしょうか。そうなるともう参加資格すら失いそうです。

せめて敬老会対象者は、75歳以上でお願いしたい!

健康で長生きする高齢者は増えています。それはそれで喜ばしいことです。ですが75歳以上の高齢者に記念品を、となると対象人数が多すぎて町内の予算がひっ迫するでしょうか・・・。

もちろん町内の敬老会に頼らず、自身に子どもができ孫までできれば、65歳くらいには身内で華やかに敬老のお祝いぐらいやってもらえるでしょう。でもそれはずいぶんと先の話で、うまくいけばのことです。

この先の敬老会はどうなっていくのか、ちょっと余計なことを考えてしまいました。
皆さんのところでは、いかがですか。

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