こんにちは。
北京オリンピック開会式を2日後に控えた令和4年2月2日(水曜)、人気長寿番組「ガッテン!(前身:ためしてガッテン)」が最終回を迎えました。
その日は、初めから「(今回が)最終回」などひとことも触れずに番組が進み、最後に司会の立川志の輔さんがさらっと放送終了を伝えました。近いうちに無くなるうわさはあったけど、突然のことに驚きを隠せなかった方も多かったはず。(発表は1月26日、直近でした)
27年もの間ずっと観てきた方にとってはまさに青天の霹靂。水曜日の夜の日課だったのに。これからは何を生きがいに水曜日の夜を過ごせばよいのでしょう・・・(大げさなw)。
四半世紀以上にわたり、健康や衣食住を中心に紹介した情報は膨大。非常にためになりました。番組終了に伴ってもしかしてこのままガッテン!のHPもなくなってしまうのかな。そんな不安を覚えました。
今回は、実践してみてこれだけはずっと覚えておきたい放送回を、多少加筆しながら書き記します。よかったら参考にされてください。
ふわっトロ!時短・煮魚の作り方(2019年4月24日放送)
すぐ煮崩れしてしまう魚の煮つけ。初心者にはなかなかうまくいかない料理のひとつです。でもこの方法ならだれでも簡単に上手に調理できます。ポイントは、強火で煮ること。落としぶたのみ使用。鍋のふたは使いません。
材 料(2人分)
魚の切り身 2切れ(約200g)
煮汁(A)
水 150ml
酒 50g
砂糖 20g
しょうゆ 20g
― 作り方 ―
1.(火の通りをよくするため)魚の切り身の片面に切れ目を入れる。
カレイなど骨があるものは、両面に入れる。
2.魚が重ならない程度の鍋に、魚と煮汁(A)を加え、落としぶたをして強火にかける。
3.強火のままで煮て、しっかりと沸騰していることを確認する。落としぶたをしたまま、さらに強火で3分半加熱する。※鍋のふたはしない。
4.煮えたら魚を取り出し、お皿に盛りつける。
5.鍋に残った煮汁を煮詰め、とろみがついたら魚にかける。
魚の生臭さ解消に
煮る前のひと手間。魚の生臭さが気になる時は、魚を火にかける前にひと処理しておくと臭みがとれます。
- バット(お皿でも可)に塩をふって魚を並べ、上からも塩をふって置いておく。
- 10分程度放置すると、水分とくさみが出る。バットから取り出し、塩を熱湯で洗い流し、キッチンペーパーで拭いて水気を取る。
ひとこと
ブリ・カレイ・赤魚等で調理してみたところ、簡単においしくできました。いつもは煮崩れするカレイが一番おいしくいただけました。初心者の方はブリで挑戦してみては。身が固くなりがちなブリの身がふわっと柔らかくできあがりますよ。
煮汁を煮詰めたタレがおいしい。魚にからめて食べると絶品です。
今回画像がなくてすみません。
オリンピック開催とほぼ同時期に静かに幕を閉じた「ガッテン!」。
個人的にも残念でしかたありません。司会の立川志の輔さん、小野文惠アナ、長い間本当にお疲れさまでした。
立川志の輔さんは、出演者やスタッフへとても気遣いされる方でした。ガッテンといえばわかりやすい模型が名物でしたが、中には放送で使われなかった作品もあります。志の輔さんはそれを、「スタッフの力作だから」と自宅に飾っていたといいます。小野アナは、20代の頃からアシスタントを務めていたようで、あまりスタンスも変わっていないような。小野アナの飾らない性格も好きでした。二人の息もバッチリだったし、和やかな雰囲気が感じられます。もう少し続けたかったでしょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました!