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東京オリンピックでは素敵な解説者でした。あの時のキミは・・・

こんにちは。

 

オリンピックも今日で閉会式。選手の皆さん、おめでとうごさいます。そして、お疲れさまでした。せっかくの東京開催でしたが、静かに家で見守りました。その中で、

「あれっ、あの選手じゃない?」と。

試合もさることながら、過去のオリンピックで活躍された方が、解説を務めている姿に目が止まりました。その後の選手に再会できるのはなんだかうれしいです。今もどこかで活躍されているのでしょうね。

ロンドン、リオと、2度も出場としても忘れられてしまう選手は多く、記憶に残る選手はわずかで、さらに解説者となることができるのはほんの一握りです。

東京オリンピックで自分が印象に残った解説者はこの方々でした。

 

卓球の鬼

2012年ロンドン大会卓球女子団体銀メダリスト 平野早矢香さんです。

深夜の試合をよく観ていたので、卓球という競技がこんなにメジャーになる前からその存在は知っていました。選手時代に彼女が「卓球の鬼」という呼び名があったことも。

団体メンバーは、福原愛さんと石川佳純選手。真剣な表情でもどこかやわらかい感じの愛ちゃんと、当時まだ20歳くらいの初々しい石川選手に比べ、少しお姉さんで闘志むき出しの平野選手。

なんといっても目ヂカラがすごい。ポイントが決まった時のガッツポーズはまさに鬼こわかった…。鋭い眼光は相手に威圧感を与え、技術もさることながら気迫で敵を倒しにいくようでした。表彰式での笑顔をみせたとき、こんな表情もするんだとビックリしたほどでした。

当時は愛ちゃんや石川選手ばかり注目されていたけど、平野さんのメダル貢献度もかなり高かったと思います。

今回の成績は銀メダル。でも前の銀とはちょっと違ったようです。涙を浮かべながら選手を見送る彼女の姿に、ちょっとジンとしてしまいました。その場に立ったことがあるからわかる、中国の壁の厚さを語ってくれました。

「中国を本気にさせた。本気で勝ちにいっていた。彼女達に拍手を送りたい」

当時はまるで歯が立たなかったんですね。選手に気持ちが寄り添っていて、解説もわかりやすかったです。

 

 

もう一人は。

野 獣

2012年ロンドン大会女子57kg級金メダル、2016年リオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得した、松本薫さんです。

現役時代の松本選手が、試合前に全身で闘志をあらわにして「ハァッ!」といっているようなアクションは見覚えがあるはず。

ドラゴンボールの孫悟空を思い出すのは自分だけでしょうか。松本選手にあのポーズをつければ、かめはめ波が飛びそうな気がする(むちゃくちゃな・・・)。

今大会の解説では、長めのイヤリングもつけていて、女性らしさが強調されていました。

選手へのインタビューでは、画面越しに「○○ー(呼び捨て)、おめでとー!」と声をかけています。日本のお家芸といわれる柔道。たとえ銀メダルでも不本位な成績と考える選手もいました。現役時代は松本さんと一緒に練習した選手も多いはず。

松本さんに笑顔で声をかけられると、かたい表情の選手も少しだけ頬を緩ませるのでした。そんな選手達の素顔を垣間見せてくれるのも、松本さんの気さくな人柄のおかげでしょうか。天然なところもあり、解説中に「あのー、わかりません」といってその場を沸かせたり。みていて楽しかったです。

技術については、胴着をつけた等身大の人形を使って身をもって解説。さらに「これではわかりにくいけど、指をこう握ると・・・相手は防げなくなる」と深堀りの解説に、なるほどとうなづけました。

激しい闘志あふれる方でしたが、結婚・出産を経て、今はアイスクリーム店を営んでいるそう。グルテンフリーでアスリートも食べられるスイーツだとか。

 

 

お二人とも楽しい解説、ありがとうございました。

素敵な変貌を遂げた二人の選手に敬意を込めて。

 

 

 

 

 

 

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